「社会に良い会社を広め、すべての人を幸せに」
ウィズワークスのパーパスとして掲げられているこの言葉。
けれど、「良い会社」とはどんな会社なのか。
なぜそれを広めることが、すべての人の幸せにつながるのか。
今回のwis-JORNALでは、このパーパスを掲げた髙橋大輔代表に、その背景にある考えを聞きました。
Q. 「社会に良い会社を広め、すべての人を幸せに」というパーパスは、なぜ生まれたのですか?
これは会社の理念というより、もともと私自身の人生理念なんです。
2021年にウィズワークスの代表を引き受けることになった時、「経営理念を基軸にした経営をしたい」と考えました。
そこでまず社員の皆さんにお願いして仮置きさせていただいたのが、 この「社会に良い会社を広め、すべての人を幸せに」という言葉でした。
もちろん、思いつきで生まれたものではありません。
私は2005年頃から、人を中心とした組織づくりや良い会社について考え続けてきました。2012年には坂本光司先生(人を大切にする経営学会会長) と出会い、多くの企業を訪ねながら「人を大切にする経営」について学び続けてきました。
その探究の中でたどり着いたのが、この考え方だったんです。
Q. 髙橋さんが考える「良い会社」とは、どんな会社ですか?
私にとって良い会社とは、
「社員を大切にし、社員と会社がともに成長する会社」
です。
実際に、たくさんの企業を取材してきましたが、良い会社で働く人たちは本当に幸せそうなんです。
もちろん苦労や困難もあります。でも、それを乗り越えながら成長し、働くことに誇りや充実感を持っている。そういう姿をたくさん見てきました。
そして、良い会社は決して特別な存在ではありません。
理念を大切にし、それを行動に移し続けることで、会社は成長し、社員も成長していく。
そんな企業が日本中にたくさん存在することを知りました。
Q. なぜ「良い会社を広めること」が社会を良くすることにつながるのでしょうか?
仕事は人生の中で非常に大きな時間を占めています。
もし仕事を通じてやりがいや成長実感を得られなければ、その人の人生の満足度は大きく下がってしまいます。
逆に、働くことに喜びを感じられる人が増えれば、社会全体も良くなっていくはずです。
私は、良い会社が増えることによって、
- 働く人の幸福度が高まる
- 不正やブラック企業が減る
- 将来への不安が減る
- 少子化などの社会課題の解決につながる
と考えています。
だから私は「良い会社を広めたい」というよりも、本当は「良い会社を増やしたい」と思っているんです。
Q. その考えは、ウィズワークスの事業とどうつながるのでしょうか?
社内報やインターナルコミュニケーションは、組織を前へ進めるためのものです。
私は以前から、
「社内報は良い会社づくりのためのもの」
だと考えていました。
社員同士が思いを共有し、相互理解を深め、同じ方向を向いて進む。
そのために社内報やインターナルコミュニケーションは大きな力を発揮します。
社内報は単なる情報伝達ツールではありません。
組織の目的を共有し、組織を前へ進める力を持っています。
だから私たちは社内報制作会社でありながら、インターナルコミュニケーション全体に取り組んでいるのです。
Q. ウィズワークス自身も「良い会社づくり」の途中にあるのでしょうか?
もちろんです。
むしろ私たち自身が、挑戦の真っ只中にいます。
以前のウィズワークスには、良い会社づくりという観点で見ると、今以上に多くの課題がありました。社員の負荷は高く、やりがいや成長実感と仕事が十分につながっている状態とは言えませんでした。
だからこそ私は、
「まず自分たちが良い会社づくりを実践しよう」
と考えました。
業務体制を見直し、一人で抱え込む働き方からチームで支え合う働き方へ変えていく。
対話を増やし、学び合い、高め合える組織をつくる。
私たち自身も発展途上です。
だからこそ、良い会社づくりを机上の理論ではなく、実践として語ることができるのだと思っています。
Q. これからウィズワークスは、どんな存在を目指しますか?
良い会社とは何か。
なぜ大切なのか。
それを伝え続ける存在でありたいと思っています。
社内報やインターナルコミュニケーションを支援する仕事を通じて、良い会社づくりに取り組む企業を増やしていく。
そして、私たち自身も良い会社づくりを続けていく。
その先に、働くことを通じて幸せを感じられる人が増えていく社会があると信じています。
まだ道半ばです。
だからこそ私たちは、これからも学び、実践し、発信し続けたいと考えています。
「良い会社とは何か」。
その問いに、私たちはまだ答えを出したわけではありません。
だからこそ、学び、実践し、対話を重ねています。
wis-JORNALでは、良い会社づくりに挑戦する企業や人々の取り組み、インターナルコミュニケーションの実践、そして私たち自身の試行錯誤も発信していきます。
もし同じ問いを持つ方がいらっしゃいましたら、ぜひお声がけください。
ともに考え、ともに学びながら、良い会社づくりに取り組んでいければと思います。