私たちは、ICには組織を動かす力があると信じています。
その力を高めるためには、優れた実践を称え合うことだけでなく、学び合い、高め合う仲間の存在も欠かせません。
社内報アワードは、そんな場でありたいと考えています。
今回は、社内報アワードが大切にしている考え方についてお伝えします。
25年続く、国内最大級のICアワード
2002年の第1回開催以来、私たちは、毎年、多くの作品と出会ってきました。
経営理念を深掘りした企画。
中期経営計画達成のために社員の心を一つにする企画。
新しい社会テーマをいち早く自社に結び付けて発信する企画。
社内報を立ち上げたばかりで未熟さは残るものの、エネルギ―にあふれた企画。
作品に表れるIC担当の皆さんの熱い思いと悩み抜いた痕跡、そして緻密な設計に触れるたびに、ICには組織を動かす力があるのだと、強く感じます。
25回目を迎えた「社内報アワード2026」には、過去最多となる253の企業・団体から、568企画のご応募をいただきました。今年も社内報に関する国内最大規模のアワードとして開催できることを、大変うれしく思います。

結果に一喜一憂せず、プロセスを大切に
社内報アワードでは、毎年、入賞作品を発表しています。審査員は、デザイナーやライター、編集者、コンサルタント、経営者、そして現役のIC担当者など、50人以上の多彩なメンバーが務めています。
審査では、点数を付けることだけでなく、講評を通して新たな気付きを与えられるよう、そして皆さんへエールを送れるよう、一つひとつの作品に向き合っています。
秋に開催する表彰式では、IC担当の皆さんが受賞に喜び、感極まる姿も見られ、私たちも胸を熱くさせられます。ぜひ高みを目指して、チャレンジを続けていただきたいです。
一方で、社内報アワードに参加することの意義は、受賞の有無だけではありません。
なぜこの企画を作成したのか、何を伝えたかったのか。
社員たちに、どのような理解や共感、行動につなげてもらうことを期待したのか。
応募を通して、このような問いに向き合い言語化する。
そして、審査講評をもとに、次なる一手を考える。
このプロセスの中で自社のICを高めようとすることにこそ、大きな価値があると私たちは考えています。
称えあい、学びあい、高めあう場
ICには分かりやすい成果指標やゴールはありません。一人でできること、社内でできる改善には限りがあります。
だからこそ、会社は違っても同じ志を持つ仲間と出会い、切磋琢磨する。
一つの正解の形を求めるのではなく、そこに至る目的やプロセス、考え方を深めていくことが必要です。
IC担当者には、いま大きな期待が寄せられています。
経営者のそばにいて、経営者の思いの翻訳者となること。
社員の代弁者として、現場の声を拾い伝えること。
経営と現場の架け橋となるICの仕事は、経営目的の実現に欠かせない役割として、ますます重要性を増しています。
社内報アワードは、コンクールの開催のみならず、IC担当者同士が称えあい、学びあい、高めあっていける交流と学びの場の役割も担っていきます。

IC担当者は、社内では少数派であることも少なくありません。
悩みを共有し、学びあい、高めあえる仲間がいることは、大きな力になります。
社内報アワードは、これからもコンクールであると同時に、IC担当者同士がつながり、成長できる場であり続けたいと考えています。
私たちはこれからも、ICの力を信じ、その挑戦を支えていきます。
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